この記事では、Fire HD 8(2024年10月発売)とLenovo Tab M8(4th Gen)(2023年2月発売)について比較してご紹介します。
どちらも持ち運びやすいコンパクトサイズが特徴の入門向けモデルですが、発売時期や搭載されているスペックに違いがあります。
2機種の主な違いは以下の通りです。
項目 | Fire HD 8(第12世代) | Lenovo Tab M8(4th Gen) |
---|---|---|
型番 | 2024、第12世代 | ZABU0172JP |
重量 | 337g | 320g |
メモリ(RAM) | 3GB/4GB | 3GB |
ストレージ | 32GB/64GB | 32GB |
バッテリー | 非公開 | 5100mAh |
GPS | 非対応 | 対応 |
これらの違いを踏まえて、以下のような使い方をされる方におすすめです。
Fire HD 8はより新しいモデルで、プロセッサーの違いやメモリ構成のオプションが豊富な点が魅力です。
「RAM:4GB / ROM:64GB」のモデルを選べば基本的なアプリ使用時の動作がやや安定し、より多くのコンテンツを本体に保存できます。
一方、Lenovo Tab M8はGPS機能を搭載している点が特徴的です。
明確に表示されている5100mAhのバッテリー容量も安心材料となります。
なお、Fire HD 8は公式にはGoogle Playのアプリは使えませんので、Amazonアプリストアを事前にチェックしておくと良いでしょう。
本文では、さらに詳しくスペックデータを比較してご紹介していきます。

Fire HD 8(第12世代)とLenovo Tab M8(4th Gen)のスペックを比較
まずは、Fire HD 8(第12世代)とLenovo Tab M8(4th Gen)の主なスペックを比較表でご紹介します。
全体の概要をご確認いただいた後、気になる項目の詳細をチェックしてみてください。
項目 | Fire HD 8(第12世代) | Lenovo Tab M8(4th Gen) |
---|---|---|
型番 | 2024、第12世代 | ZABU0172JP |
メーカー | Amazon | Lenovo |
発売日 | 2024/10/3 | 2023/2/24 |
サイズ | 縦:202mm 横:137mm 厚:9.6mm | 縦:197.97mm 横:119.82mm 厚:8.95mm |
重さ | 337g | 320g |
カラー | ブラック | アークティックグレー |
OS | Android 11 ベース Fire OS 8 | Android™ 12 Go Edition |
SoC | MediaTek MT8169A | MediaTek Helio A22 |
RAM / ROM | RAM: 3GB / ROM: 32GB RAM: 4GB / ROM: 64GB (microSD 最大1TB) | RAM: 3GB / ROM: 32GB (microSD 最大1TB) |
バッテリー | ー | 5100mAh |
端子 | USB 2.0 Type-C | USB 2.0 Type-C |
ディスプレイ | 8インチ WXGA(1280 x 800 ) | 8.0インチ WXGA(1280x800) |
リフレッシュレート | ー | ー |
カメラ | アウト:500万画素 イン:200万画素 | アウト:500万画素 イン:200万画素 |
対応SIM | ー(非対応) | ー(非対応) |
対応バンド | ー | ー |
GPS | ー | ◯ 対応 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11a/b/g/n/ac) | Wi-Fi 5(802.11a/b/g/n/ac) |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.0 |
防水/防塵 | ー | ー |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
AntutuベンチマークスコアでSoC性能を比較

- PU:基本的な処理性能と演算速度
- GPU:グラフィック処理やゲーム描画の性能
- Memory:RAMとROMの処理速度
- UX:実際の操作性と応答性能
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
項目 | Fire HD 8(第12世代) | Lenovo Tab M8(4th Gen) |
---|---|---|
SoC | MediaTek MT8169A | MediaTek Helio A22 |
項目 | MediaTek MT8169A | MediaTek Helio A22 |
---|---|---|
Total Score | 135,011 | 123,031 |
CPU | 37,731 | 32,718 |
GPU | 22,323 | 13,014 |
Memory | 31,297 | 42,950 |
UX | 43,660 | 34,349 |
参考サイト | 参考サイトを見る | 参考サイトを見る |
Fire HD 8のMediaTek MT8169AとLenovo Tab M8のMediaTek Helio A22は、性能面ではほとんど変わりません。
どちらも基本的なWebブラウジングや動画視聴、電子書籍の閲覧には対応できますが、メインデバイスとして常用するには不向きです。
スマートフォンのサブ機やリビングでの動画視聴など、限定的な用途に適しています。
ディスプレイ性能を比較
項目 | Fire HD 8(第12世代) | Lenovo Tab M8(4th Gen) |
---|---|---|
ディスプレイ | 8インチ WXGA(1280 x 800 ) | 8.0インチ WXGA(1280x800) |
リフレッシュレート | ー | ー |
両機種ともに8インチWXGA(1280×800)ディスプレイを採用しており、解像度に違いはありません。
両機種ともにリフレッシュレートの具体的な数値は公表されていませんが、この価格帯のタブレットでは60Hz程度と考えられます。
動画視聴や電子書籍の閲覧など、日常的な使用では十分快適に利用できます。
しかし、最新のスマホと比べると画面スクロール時の滑らかさは若干劣る印象を受けるかもしれません。
RAM/ROMの容量を比較

RAM容量 | 動作の目安 |
---|---|
12GB以上 | クリエイター向け ・複雑な3Dゲーム、本格的な動画編集 ・要求の厳しいアプリケーションも余裕を持って実行可能 |
8GB |
ヘビーユーザー向け ・高度なマルチタスク、重めのゲーム、写真・動画編集 ・ほとんどの作業をストレスなく処理可能 |
6GB |
アクティブユーザー向け ・中程度のマルチタスク、より複雑なゲーム、軽い画像編集 ・快適な操作感を求めるユーザーに推奨 |
4GB |
一般的なユーザー向け ・一般的な日常使用、軽いゲーム、標準的なアプリの使用 ・コストパフォーマンスが良く、多くの一般ユーザーに適したサイズ |
3GB | コスト重視の人向け ・基本的なウェブブラウジング、メール確認、SNS、シンプルなアプリ使用 ・複数アプリの同時実行や重いゲームには不向き |
ROM容量 | 主な用途 |
---|---|
512GB以上 | クリエイター向け •プロフェッショナルな動画/写真編集、大量のメディア保存、高性能ゲーム •クリエイター、プロユーザー、オフラインでのメディア視聴が多い方 •長期間使用する予定で、データ量が増え続ける可能性がある場合 |
256GB | ヘビーユーザー向け •多数のアプリ・ゲームのインストール、写真・動画の保存、軽い動画編集 •仕事でも使用する方、頻繁に写真・動画を撮影する方 •将来のアップデートや使用量増加にも対応可能 |
128GB | 一般的なユーザー向け •アプリ・ゲームの適度なインストール、写真の保存 •コスト効率が良く、多くのユーザーに適したサイズ |
64GB | コスト重視の人向け •ネットサーフィン、SNS、Eメール、動画視聴(ストリーミング中心) •クラウドストレージを多用 •大量のアプリやゲーム、オフライン動画の保存には不向き |
項目 | Fire HD 8(第12世代) | Lenovo Tab M8(4th Gen) |
---|---|---|
RAM / ROM | RAM: 3GB / ROM: 32GB RAM: 4GB / ROM: 64GB (microSD 最大1TB) | RAM: 3GB / ROM: 32GB (microSD 最大1TB) |
Lenovo Tab M8は3GBのRAMを搭載していますが、Fire HD 8は3GBと4GBのモデルが選べます。
4GBモデルであれば、複数のアプリを開いた状態でも動作の安定性が増し、バックグラウンドでのアプリ再起動が少なくなるでしょう。
ストレージ容量は、Lenovo Tab M8が32GBのみなのに対し、Fire HD 8は32GBと64GBから選択可能です。
システムが占める容量を考えると、初めから余裕のある64GBモデルを選ぶメリットは大きいでしょう。
バッテリー性能を比較
項目 | Fire HD 8(第12世代) | Lenovo Tab M8(4th Gen) |
---|---|---|
バッテリー | ー | 5100mAh |
端子 | USB 2.0 Type-C | USB 2.0 Type-C |
使用シーン | 4000-6000mAh | 6000-8000mAh | 8000-10000mAh | 10000mAh以上 |
---|---|---|---|---|
動画視聴連続使用 | 約5-7時間 | 約7-9時間 | 約9-12時間 | 約12-15時間以上 |
SNS中心の通常使用 | 約0.5-1日 | 約1-1.5日 | 約1.5-2日 | 約2-3日以上 |
テザリング利用時 | 約3-4時間 | 約4-6時間 | 約6-8時間 | 約8-10時間以上 |
モバイルゲーム | 約2-3時間 | 約3-5時間 | 約5-7時間 | 約7-9時間以上 |
待機時間 | 約2-3日 | 約3-5日 | 約5-7日 | 約7-10日以上 |
※参考値は以下の条件で計測した想定です。使用環境や設定により実際の持続時間は変動します。
- 画面の明るさ:50%
- Wi-Fi接続時
- 室温25℃環境下
- 新品状態
- 標準的な画面サイズ(10インチ前後)の場合
Fire HD 8のバッテリー容量は公開されていないのですが、価格帯から推測すると4500〜5000mAh程度と考えられ、Lenovo Tab M8と同程度と推測されます。
通信機能を比較
項目 | Fire HD 8(第12世代) | Lenovo Tab M8(4th Gen) |
---|---|---|
対応SIM | ー(非対応) | ー(非対応) |
対応バンド | ー | ー |
両機種ともにSIMカードスロットを搭載していないWi-Fiモデルのみとなっています。
つまり、自宅やカフェなどのWi-Fi環境でのみインターネット接続が可能で、外出先ではスマートフォンのテザリング機能を利用するか、モバイルWi-Fiルーターが必要になります。
モバイル通信(4GやLTE)に直接対応したタブレットが必要な方は、別のモデルを検討する必要があるでしょう。
GPSの搭載状況を比較
項目 | Fire HD 8(第12世代) | Lenovo Tab M8(4th Gen) |
---|---|---|
GPS | ー | ◯ 対応 |
位置情報サービスを活用する上で重要なGPS機能については、Lenovo Tab M8が搭載しているのに対し、Fire HD 8には搭載されていません。
Lenovo Tab M8であれば、Googleマップなどのナビアプリを使って外出先での道案内も可能です(Wi-Fi環境下、またはテザリング接続時)。
一方、Fire HD 8ではWi-Fi位置情報に頼るため、精度が落ちる上、Wi-Fi環境がない場所では位置情報サービスが利用できない場合があります。
屋外でのナビ利用を考えている方には、GPS搭載のLenovo Tab M8がおすすめです。
防水・防塵性能を比較

項目 | Fire HD 8(第12世代) | Lenovo Tab M8(4th Gen) |
---|---|---|
防水/防塵 | ー | ー |
▼防塵性能(0〜6の7等級)
IP0X | 保護の内容 | 想定される固形物の例 |
---|---|---|
IP1X | 直系50mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 手 |
IP2X | 直系12.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 指 |
IP3X | 直系2.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 工具の先端 |
IP4X | 直系1.0mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | ワイヤー |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
IP6X | 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
▼防水性能(0〜8の9等級)
IPコード | 保護の内容 |
---|---|
IPX0 | 保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
残念ながら、両機種とも公式な防水・防塵性能(IP等級)は謳われていません。
水回りや埃っぽいところで使う際にはケースの利用などを検討しましょう。

Fire HD 8(第12世代)とLenovo Tab M8(4th Gen)どっちがおすすめ?
Fire HD 8(第12世代)はこんな方におすすめ
Fire HD 8がおすすめの方は以下の通りです。
Fire HD 8は、Amazonのユーザーにとって特に使いやすいタブレットです。
ホーム画面にはKindle、Prime Video、Amazon Music、Amazonショッピングなどのサービスが最初から組み込まれており、別途アプリをインストールする手間がありません。
「Alexa、今日のニュースを教えて」と話しかけるだけで情報を取得できるなど、Amazon製品ならではの連携機能も便利です。
また、家族で共有して使いたい方にもピッタリで、子どものプロフィールを作れば、年齢に合ったコンテンツだけを表示できる安心設計です。
Lenovo Tab M8(4th Gen)はこんな方におすすめ
Lenovo Tab M8(4th Gen)がおすすめの方は以下の通りです。
Fire HD 8と大きく異なる点は、Google Play ストアが標準で利用できることです。
Fire HD 8ではAmazonのアプリストアしか利用できず、インストールできないアプリがたくさんあります。
一方、Lenovo Tab M8では、100万以上のアプリが揃うGoogle Play ストアから自由にアプリを選べるため、自分の好みや用途に合わせたカスタマイズが可能です。
また、5100mAhのバッテリーを搭載しているので、外出先でも比較的余裕を持って使えます。
週末の旅行では、GPS機能を使ってナビアプリで観光スポットを巡ったり、カフェで旅の思い出を写真アプリで整理したりと幅広く活用できますよ。